この記事では、C言語の標準ライブラリ「math.h」にあるabs関数(絶対値)の使い方について解説します。
関数の使い方
C言語の標準ライブラリ「stdlib.h」には、絶対値を計算するabs関数があります。
今回はこれを使ってみます。
【書式】
y = abs(x);
引数xに整数値を代入します。
ソースコード
サンプルプログラムのソースコードは下記の通りです。
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
int main(void)
{
int x = -5;
int y;
y = abs(x); // xの絶対値を計算
printf("y=%d", y); // 計算結果の表示
return 0;
}
実行結果
実行結果は下記の通りです。
y=5
-5の値が「5」になったので絶対値が正しく求められたことがわかります。
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コメント
abs関数はmath.hではなく、stdlib.hです。
実行結果も(intで%dを指定しているのに小数表示になっているのが)おかしい。
おそらくfabs関数(こちらはmath.hでdouble)と勘違いされていると思います。
※ 通りすがり 様
コメントありがとうございます。
ご指摘いただいた箇所は修正しました。
本当に助かりました。重ねてお礼申し上げます。