C言語を用いてフーリエ変換による周波数解析を行い、パワースペクトルを求める方法について紹介します。
## フーリエ変換でパワースペクトル(C言語)
パワースペクトルとは、信号の振幅と周波数の関係を示す指標です。
フーリエ変換(Fourier Transform)によりパワースペクトルを求めることができます。
今回はC言語を用いてノコギリ波のパワースペクトルを求めてみました。
【用いたノコギリ波のデータ】
## ソースコード
プログラムのソースコードは下記の通りです。
## 実行結果
プログラムの実行結果は下記の通りです。
フーリエ変換して得られたパワースペクトルのデータファイル(power_spectrum.csv)ファイルをExcelで開いてグラフ化しています。
横軸が周波数、縦軸が周波数の強さ(スペクトル)、青線がデータです。
下画像では、周波数が10と99のときにパワースペクトルが大きくなっています。
つまり、ノコギリ波には主に10Hzと99Hzの正弦波が含まれているということがわかります。
コメント