この記事では、for文の使い方 (条件式・複数条件など)について紹介します。
for文とは
for文は、同じ処理を繰り返しおこないます。
反復の条件(初期化・条件式・後処理)を1つの文で書くことができます。
書式
for (初期化; 条件式; 後処理) { 文; }
【条件式】
関係演算子や論理演算子など、結果として論理値が得られる演算を記述します。
【後処理】
後処理には、増分・減分演算子が用いられることが多いです。
【for文の処理】
①始めに初期化を1度だけ実行する。
②条件式が「真」か「偽」か調べる。
③真の場合・・・「文」を実行し、その後「後処理」を実行する。そして②へ戻る。
③偽の場合・・・反復を終了して次の処理へ進む。
条件式が偽になるまで文と後処理が実行され続けます。
通常は、後処理で反復回数を制御します。
ソースコード
サンプルプログラムのソースコードです。
#include <stdio.h> int main(void) { int i; // iが5になるまで反復処理 for(i=1; i<=5; i++){ printf("%d回目の実行\n", i); } return 0; }
実行結果
実行結果です。
1回目の実行 2回目の実行 3回目の実行 4回目の実行 5回目の実行
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