この記事では、C言語の関数ついて紹介します。
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## 関数・引数とは
関数とは、「処理のまとまり」のことです。
プログラムの規模が大きくなるほど、関数で処理を分けて記述した方が、効率的で分かりやすいコードを書くことができます。
中学数学や高校数学でも「1次関数」「2次関数」が出てきましたが、プログラムでも考え方はほとんど同じです。
例
例えば、次のような1次関数について考えます。
\begin{eqnarray}
f(x)=2x+1
\end{eqnarray}
このとき、$f(x)$を関数、$x$を変数といいます。
この関数は、「変数xを2倍して1を加える処理をまとめたもの」と言えます。
一度そのような関数を定義しておけば
\begin{eqnarray}
f(0)=1\\
f(1)=3\\
f(2)=5
\end{eqnarray}
という風に処理を簡潔に記述できます。
プログラムの世界では、変数xのことを「引数」といいます。
## 関数の書式
関数の書式は下記の通りです。
型 関数名 ( ) { 関数の処理 }
## 関数の分け方
処理ごとに関数を分けて記述する場合は次のように記述していきます。
型 関数名1( ) { 関数の処理1; } 型 関数名2( ) { 関数の処理1; } int main ( ) { 関数名1( ); // 関数の処理1を実行 関数名2( ); // 関数の処理2を実行 return 0; }
main( )は、「最初に実行する」特別な関数なので、C言語では必ず必要となります。
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